梅作り

高品質な梅を作るためには、健全な樹を作ることが大切になります。そのためにしっかりと土づくりをして、梅の樹に適した生育環境を整えることが重要です。
　我が家は、堆肥を投入することや緑肥作物を育てて刈り取ることで有機物の供給を図り、肥料についてもできる限り有機率の高いものを使うように心がけています。
　

梅酒造り

平成25年に梅酒特区のリキュール製造免許の取得し、梅酒造りに取り組んできました。寒い季節に力強く咲く梅の花、新芽の生長と展葉する様、梅の実の肥大成熟する様、その大地の恵みを一番に感じられる瞬間を梅酒という形で封じ込め、消費者の皆様にお届けしたい一心で梅酒造りに取り組んでいます。梅農家の小さな酒蔵ですが、お酒の苦手な方や女性にも楽しんでいただける梅酒造りを目指して行きます。　

　　梅干しの水洗い

　土づくりを大切にして育て上げた完熟南高梅を塩と１ヶ月以上漬け込み、約３日以上天日干しした梅干を約１年以上、熟成したものを水洗いして陰干しします。

　天日干して間もない梅干しに比べて、酸っぱいながらも口当たりが優しくなります。

　梅干パック詰め作業

　梅干し一つ一つそれぞれの”顔”があります。その一つ一つを大切に並べてパックに詰めていきます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　最後の仕上げ　　　　　　　

　パックにシールを張って完成です。これまでの工程は手作業になります。　　　　　　　

　現在は、パック詰めの梅干しの製造は休止中で、ＪＡを通じてＪＡや梅加工業者の原料梅干しとして、出荷しています。